手形割引を引き受けてくれるのは、銀行、信用金庫はもちろん、手形割引専門業者です。
では、この手形割引業者を選ぶ時のポイントというのはどのようなものがあるのでしょうか。
手形割引業者選びとチェックポイント
銀行ではなく手形割引業者に対して手形割引を依頼するのであれば、事前にいくつかチェックしなければならないことがあります。
手形の扱いというのは、会社経営においては極めて重要なことです。
信用できる業者なのかどうかをしっかりと見極めなければなりません。
手形の扱いというのは会社の資金繰りに直接関係することです。
そのため、業者選びにおいては慎重に行う必要があります。
まずは貸金業者登録がされているのかどうかをチェックしましょう。
貸金業を行ううえでは財務省等に届け出をしてから認可を得ることが必要不可欠です。
そのため、貸金業者登録がされていなかったり、登録の済んでいない業者というのは絶対に避ける必要があります。
貸金業者として登録されているのかは貸金業登録番号をチェックすればすぐに分かります。
貸金業登録番号というのは、東京都知事(10)0000000号といったように記載されています。
貸金業登録番号の先頭というのはその業者はどこに登録をして認可されているのかが明記されています。
そして( )内の数字というのは登録番号の更新回数です。
3年ごと位に登録更新が行われますので、違法なことをしていれば登録更新ができません。
つまり、( )内に明記されている数字の数が大きければ大きいほど業務を長く行っているということになります。
信用できる業者なのかどうかを確認するうえで重要なポイントとなります。
登録貸金業者情報検索サービス
貸金業登録が義務付けられている貸金業法が施工されたのは1983年ですので、( )内の数字は最大で12です。
金融庁のホームページから登録されている業者を調べることができ、登録貸金業者情報検索サービスを行っています。
手形割引業者に依頼するのであれば、この登録番号を検索してから認可を受けているのかどうかを事前に確認してください。